引きこもり生活になった妊娠中の麻能

忘れないうちに、妊娠初期の頃を思い出して書き留めておこうと思います

妊娠に気づいた時（記事はこちら）が10月初旬でした。
自分で「もしかして…？」と思った時から既に味覚変化はあったのですが、あまり酷いつわりはなかったように感じます。
…どこからを『酷い』と言うかにもよりますけど…

私は『寝込む』となると酷い状態だと感じていたので、幸いにもあまり寝込むことはありませんでした。
割と「気持ちの問題」と思い込むようにして、あえてサクサク動こうとしていたというのもあるかも知れません。

ただ、ちょうど去年の秋は新型インフルエンザが大流行していました
テレビでガンガン言っていたので皆様もご存知だと思いますが、妊婦および喘息や糖尿病などの持病を持つ人は悪化しやすいとのことでした。

私は勿論妊婦。
ただ、厄介な事に私は喘息持ちでもあったのです

致死率の高いと言われる妊婦と、特定の持病持ち
産婦人科の主治医に相談したところ、衝撃の言葉を言われました。

一般データによると、新型インフルにかかった場合の妊婦の致死率は12～13％と推測されている。
そして持病持ちの人の場合もほぼ同じくらいの数値と推測されている。
それがダブルになった場合はというと…
正確な数字は出ていないが30％～40％になるのではないか、と注：あくまでも主治医の推測による数値です


…さ、30～40％

一気に恐怖になりました。

その頃はまだワクチンに関して政府の判断がなされていなく、いつ入るかも分からない状態。
即、職場にその旨相談したところ、診断書出してとりあえず1ヵ月半くらい休んでて！と言われました。

普段だったら「わーい、1月休める～！」ですけど、外に出れない身としては嬉しくは…ない。
でも素直に休みました（←当たり前）。

結局その後、インフルの終息する気配はなかったですし、ずるずる有給のまま休むのも気が引け、また産後に幼い子を預けて働きに出るのは嫌だったので、年末で退職させていただいたのでした。
仕事は取り返しつくでしょうけど、子育ては過ぎちゃったら終わりかなというのが私の意見でして

厚労省のちょっと遅すぎる対応を待ち、何とか年内に防腐剤なしのワクチンを接種できましたが、かからないに越したことはないということで、あまり積極的に外に出ない生活を続けたのでした。

えぇお陰で体重は凄く増えましたよ
でも主治医は新型インフルにかかる危険性を排除出来るのなら、外に出ないで太った方がはるかにマシと。

妊娠と共にスポーツクラブも強制退会させられていたので、体重は景気と真逆の右肩上がりとなりました


※仕事と育児に関しては私の個人的な意見を申し上げています。
　決して産後すぐに仕事復帰される方を批判するものではありません。
　お気を悪くされた方がいらっしゃいましたらごめんなさい。

コメント 11

ジムは妊娠すると強制退会させられちゃうんですかぁ〜!?
それともご家族とかお医者様の意向だったのかしら・・・??
無事に出産できてよかったですね♪
by mahalobunny (2010-09-07 03:32) 

ジムをやめる＆仕事を休むはつらいですが、
病気にかかると大変ですし
休まれて正解だったと思いますよ
☆いっぱい
by arles (2010-09-07 03:44) 

やっぱり体重は
増えてしまいますよね☆☆☆
by オサムシ (2010-09-07 06:39) 

致死率３０％ってことは罹ったら３人に一人死んじゃうってこと？！
それは高すぎる気がするね（＾＾；

「子育ては過ぎちゃったら終わりかな」、というのは正しいですよ。
私は「子供のことは待ったなし」って言ってます。
タイムリーな対応をしないと後で取り返すのは大変だからね。
☆３
by 駅馬車 (2010-09-07 10:00) 

あの時期は大騒ぎだったし、妊娠も新型も初めてだらけで不安だったでしょうね。
わたしもあの時期は外出を控えていました。やっぱり怖かったです。
子育てに専念すること、働くこと。どちらにもメリットデメリットがあるけど、
私は両方うまくこなしていく自信がありませんでした。
なので頑張っているお母さんを尊敬してます。でも私には無理だなぁと。
子供は本当にすごいスピードで成長していくので、それを見ているだけであっという間です。
「その時の子供」を楽しんだ自分の選択に満足してます♪
by ぶりき (2010-09-07 10:19) 

最後の一文が麻能ちゃんらしいですねぇ
まわりから色々言われようとも、自分の子供ですから思い通りにした方が後で後悔しません。
by きんちゃん (2010-09-07 11:24) 

☆mahalobunnyさん
スポーツクラブは、クラブの方から強制退会を言い渡されます…。
多分、何かあった時に責任取れないからかなぁと思います。
その代わり、2年以内に戻る場合は事務手数料だけで、入会金とかなしで戻れます。

色々と大変なこともありましたが、アリエルが元気に産まれてくれて本当に良かったです。


☆arlesさん
実際に数値を聞くと、緊迫感を強く感じました。
持病を持っているという意識は普段は薄いのですが、このときばかりは本当に気をつけました。
後悔したくなかったのですが、正しい判断だったと思っています。


☆オサムシさん
元々凄く運動していたので、運動量が減っただけで凄く太りやすくなっていたと思います。
そんな中、殆ど家から出ないで過ごしたので…
臨月の頃は凄かったですよ。


☆駅馬車さん
％じゃなく『3人に1人』と考えると本当に凄い確率ですよね。
先生が「とにかく極力人との接触を避けて」と言ったのが分かります。
診断書も建物の外に1人出てきて貰って、渡したんですよ（汗）

子供って本当に待ったなしですよね。
こうしておけば良かったと思うことのないよう、全面的に第一でいきます。


☆ぶりきさん
大騒ぎでしたよね。
防腐剤なしのワクチン接種も、産院では凄い予約の数となっていました。

両方うまくこなすには、多分どこかを少し抜かなくてはいけないなと思いました。
私はそういうところが器用でなかったのもありますし、子供が小さいうちは一緒に過ごしたかったんですね。

それに友人の女医などを見ていると、女性が高い地位と共に子供を得るというのがどんなに大変か分かり、仕事なんていいじゃないと甘えた考えにスイッチしたというのもあります。
医者ともなると、立派ですけど、その分同姓の風当たりは強いです。

私は彼女に比べればはるかにお気楽な仕事ですけど、今の地位を維持するより、またゼロからやり直せばいいやと思いました。
その選択を、私も後悔しないと思います。

貴重なお話をありがとうございました。
凄く温かい気持ちになりました。


☆きんちゃんさん
いえいえ、やはり多数の方が目にする可能性があるので、そう思う方もいるかと思いまして。

自分が後悔しないことって本当に大事ですよね。
今は仕事がないことが気楽で、本当に良かったと思います。
毎日アリエルと過ごしている今が、とっても幸せです。
by 麻能 (2010-09-07 21:58) 

一か月休んでいい・・・・
うちの職場だったら、たとえ私が妊婦だろうが、
インフルエンザだろうが、うつ病だろうが、
休ませてくれないだろうな(T_T)

by butaneko (2010-09-07 22:26) 

☆butanekoさん
確かに、恵まれた職場にいましたよね。
今も気軽に連絡の取れる上司や仲間がいて、良い人達に囲まれていたと思います。
by 麻能 (2010-09-07 23:15) 

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by NO NAME (2011-01-06 20:04) 

こんにちは、またブログ覗かせていただきました。また、遊びに来ま～す。よろしくお願いします
by プラダ バッグ (2013-06-29 00:52)